8/9豪華二本立て山歩き、2本目。
層雲峡より十勝に向かう道に入り、さらに9キロのダートの林道の先にある大雪高原温泉。
ここの「ヒグマ情報センター」に冊子を買いに師匠がいくというので、ご一緒させていただきました!
北海道はどこの山にもヒグマはいるけど、この場所は毎日のように熊が観測される生息地の中。
温泉のほか登山口もあります。
ヒグマ情報センターで、「今朝も沼回りコースで熊の目撃がありましたよー」
という話、カレンダーに観測された日についた印を見て、めっちゃビビりました。
情報センターで受付をし、その建物に中を通って入場する「沼回りコース」。
時間も少なめだったので、コースの分岐手前の「ヤンべタップの沢」までトレッキングすることに。
入場する時に、沢水の流れで靴底を洗う、ということからスタート。
原生林内に外来種の種など持ち込まない目的だそう!
湿地帯の木道を歩いたり、多少のアップダウンを超えていきます。
途中、「これ、熊の食べた跡だよね?」
という水芭蕉の葉の噛み切り跡や踏み潰した植物を見て、
生息地にお邪魔してるんだなぁと実感ひしひし。
センターで、
「沢の音で熊鈴の音が聞こえなくて、熊と鉢合わせすることがあるんです」
と聞いたので、師匠が景色が進むごとにホイッスルを吹いて、「ここに人がいるからね」アピール。
ここら辺のクマは、ほとんどが植物を餌にしているそう。
人を襲う可能性は、びっくりした時と、食べ物の匂いをさせるなどした時が高い。
なので、熊鈴、ホイッスルで合図すること。
ゴミを落とさない残さないこと。
決まった場所以外での飲食、匂いの強い食事をしない(カップラーメンなど)。
こういうルールを守れば、棲み分け可能と習いました。
熊のことを、ただただ「怖い」とビビってましたが、
「相手を知る」ことをちゃんと習うと、お互いが困らないように行動できそう。
この辺りの自然や沼回りコースの魅力、熊との向き合い方やルールが掲載されてる冊子。
私も購入して読んでみると、これまでのいろんな思い込みなど取れていく感じ。
宇宙船地球号に乗っているのは、人間だけじゃなかった!
改て、深く実感です。
秋の紅葉時には一般車両通行止めで、林道手前からバスが出るそう。
人気のコースでとても賑わうので、熊も近づいてこない様子。
そのシーズンに、また行ってみたいなぁ〜😊